毛鉤で川鱸

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2006年 07月 29日

心構え・・・・・・・・


先日、私がホームとしているエリアで「事故の結末」に遭遇し、改めて考える機会を頂いた。

私の釣りの8割は、「浸かる釣り(ウェーディング)」である。
主に夜の暗い中、水に浸かりながら移動し釣りをするスタイルであり、一般的に危険な釣り方の部類に入ると認識されていると感じている。
しかし、その「危険」という一言で済ましてしまうのも、そこに身を置き、楽しみ、僅かだがその情報を不特定多数の方へ発信・共有している者として不十分ではないか? と思い、当然の内容かもしれないが、書かせて頂く事にした。

水に浸かって釣りをし、「その時の状況」と「心構え」のバランスが崩れた時に思わぬ方向に事が運ぶと認識している。
これは、昼間の湖や渓流でも同じ事である。
違いは、明るくて透明度が高ければ、転倒要素の水中障害物や水深分布等を視覚で確認できるが、夜のマッディーウォーターでは見当もつかない部分ではないだろうか。

私の好きな川鱸釣りに限って言えば、潮の干満があり、各季節毎に潮位がマイナスになる。
そのド干潮時を狙い、ポイント開拓に向かうのだが、その時に水深分布や水中障害物が目に焼き付く仕組みになっている。
川鱸のポイントと上記の転倒要素のある部分は、同一と考えて良いので、「魚を釣りたいと言う強い気持ち」によって自然とそのエリアの構成が頭の中に描ける様になるのだ。

遠くから大干潮時の地形分布を見る事も大事だが、実際に水際を歩く事も非常に重要と考えている。
魚を釣る為に地形分布の距離感を実際の立ち位置で頭に叩き込むのだが、これ以上進んではいけない距離感や地質の確認も同時に出来るのが理由である。
大方、釣りのステージはハードボトム(締まった砂も含む)なので、わざわざ泥の堆積したズブズブエリアに行く必要はないと考えている。
魚を釣る為の下見が、「心構え」の下地を作ってくれるのである。

大量に雨が降り、川が濁り 増水すると川鱸を釣るチャンスが訪れる。
期待して望むのだが、ナブラが立ったり平常心を揺さぶる要因が非常に多いので、一番「心構えのバランス」が崩れる可能性が高い時だと感じている。
中流域河川の障害物が無い岸際では地形の変化は然程ないが、障害物周りは底が大きくエグられ、流れも複雑なので近づかない方が良い。
本当は、浸からない事がベストだが・・・・・・・・・・・・・。
一番注意が必要なのは、ハードボトムに堆積した濁りがもたらす薄い泥の層である。
普通に想像は出来るだろうが、「ニュルニュルのドロレス状態」に近いのである。
しかも、カケアガリ部分にも同じように堆積しているので、「目をつぶって、ドロレス滑り台に一歩を踏み出した状態」になるのである。

大雨時に限らないが、躓き・浮石など 冷や汗の要素が沢山転がっているので、一歩踏み出しても、安定した状態が確認できるまでその足に体重は乗せてはいけない。 
そんな一歩一歩が必要だし、それ位の「心構え」は最低必要だと感じている。

舐めてはいけない。 多少ビビリながら釣りをする位が丁度良いのだ。

子供の頃から釣りが好きで、今はこんな釣りが楽しくて仕方がない。
誰に何と言われても辞める事は出来ないだろう。
だから、私も「心構え」を進化させて行かなければいけないのである。
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by takezox | 2006-07-29 00:35 | 川にて


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